スマートフォンライクな名刺

本日は2011年2月22日です。

時代はスマートフォンですよね、ということでスマートフォンのような名刺を作ってみました。

ホログラム箔を使用していますので、角度によって色がキラキラ変化します。
この記事では、この名刺の作り方を紹介いたします。

また、この名刺を印刷していただいたコスモテック様のブログにおいても、
紹介していただけましたので合わせてご覧いただけますと幸いです!

『スマートフォンライクな名刺』 by 中デザイン株式会社 :
ようこそ!行列のできる『箔押し印刷工房』へ

■作り方

(1)紙を選ぶ

スマートフォンの色と言えばブラック。
今回はイタリア生まれでマットな質感の「プライク(ブラック)」を使用します。

[紙の情報]
プライク 243kg 720×1020 T目 ブラック
検索結果詳細 | 製品情報:紙検索 | 竹尾

(2)印刷会社と「箔」を選ぶ

今回お願いした印刷会社さんはこちらです。

有限会社コスモテック様
ようこそ!行列のできる『箔押し印刷工房』へ

お忙しい中、とても親切に相談にのっていただきました。
箔押しによるメタリックな箔を使用することで、キラキラ感を表現できます!

一言に「箔」と言ってもたくさんの種類があります。
上記見本はホログラム箔で、それ以外に金・銀・メタリックなどの箔があります。
今回は上記見本内、ピンクの枠で囲ってある箔を使用しました。

(3)デザインを考える

印刷データはIllustrator形式で問題ありません。
デザイン決定後、下図のように印刷工程ごとに分けて保存します。

(4)印刷をお願いする

仕様を決定した後、(3)で作成したデータと箔の指定をコスモテックさんに送ります。
今回使用した箔は下記の通りです。

[加工1] 黒メタリック箔押し
[加工2] HK015シルバー箔押し
[加工3] 箔押しの押しわけ(4種)
・パターンA:つや消し銀24号
・パターンB:つや消し銀2B
・パターンC:HK015ゴールド
・パターンD:ピンク
(実はこの名刺、4種類あるんです)
[加工4] 抜き仕上げ(角丸)

送信後は箔押し職人さんのターンです! こちらはおとなしく待ちます。

(5)出来上がり

手元に届くまで約1週間ほど。
そして届いたのが1枚目の名刺! まさに見事な箔押し職人技です。
今回は小さな面積に4工程と凝った仕様になってしまいましたが、
快く対応していただきました。

■感想
やはり匠の力は偉大です。

また、箔は種類が豊富で、それぞれ紙との相性や視認性の違いもあります。
そのためノウハウを蓄積している印刷会社さんにアドバイスをいただくことが
デザイン面でのクォリティ向上という点で重要だと感じました。

コスモテックの皆様、この度は大変お世話になりました。ありがとうございました!

この記事をご覧の皆様に、この名刺をお渡しできる日が来ることを楽しみにしています。

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